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蝉の羽根

夏の二ヶ月しか出番のない贅沢な着物、明石ちぢみ。

セミの羽根と言われるほど、薄くて軽くて繊細な感じがします。

織りも面白い手法です。

薄い水色なので地味に見えます。

ちらっと飛んでいるローズピンクを拾って、差し色を帯揚げの絞りに生かしました。

名古屋帯は優しい墨黒ですが、透け感もあるので更に柔らかです。

涼しげに、またツバメの伸びやかな姿を生かしたいので帯締めで主役を邪魔しない様に、

ピンクベージュで控えめにコーデしました。

夏は色を少なく使う方がスッキリと涼しげかなと。

以前、ツバメが飛んできてパタっとお腹にくっついたことがありました❗️

まさか帯に燕を使うとはね。。。😁

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